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2023年1月は驚愕の6.5万円越え。さすがに電気料金が高すぎるので、少し真面目に分析してみた。

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日本は電気料金が上がる要因だらけ。東日本大震災の後、原発の再稼働をできているのは関西電力のみ。2022年2月からはロシア・ウクライナ紛争の影響でエネルギーが高騰。さらに2023年6月からはここから30%程度の値上げを電力各社は政府に申請。とはいえ自分ごととして捉えきれていない人もちらほらいるのではないでしょうか。2023年1月の電気代、ちゃんと見ました?

電気代を二度見した

イントロで書いたようにマクロ環境から考えると電気料金が上がるのは当然の帰結。でも実際の電気料金については意外にキチンとチェックできていない人も多いのではないでしょうか。かくいうぼくもその一人でした。その理由はいくつかあります。

  • 近年、光熱費などは明細が届かずウェブで確認しなければならないケースが多い
  • クレジットカード払いなので総額でしかチェックしていないケースが多い

ぼくの場合は上記の2つとも当てはまります。でも今回気がついたのは、いつもよりも少し早めにクレジットカードの請求明細を見てみたから。まだ請求額が決まるには少し時間があるはずなのに、普段の月額よりも高い気がしたからなんです。

ちなみに我が家の家計は、楽天経済圏で効率的な運用をしています。これがベストとは思いませんが、最もコストコンシャスな方法の一つかなと今も思っています。家計は楽天カードにまとめてポイントバックでコストセーブする。だから、電気も「楽天でんき」を使用していました。

その「楽天でんき」の2023年1月の電気代金をマジで二度見しました。

楽天でんき ¥65,362

おい、マジかよ。こんな電気代、初めて見たぞ。東京港区じゃなかったら、ちょっとしたアパートの家賃だろ、これ。(笑)

電気代が高いのはある程度覚悟していた

実際、我が家の冬季の電気代はやや高いのを覚悟していました。なぜなら、老猫2匹を含めて3匹の猫がいるから。南側のリビングは日中はとても暖かいのですが、夫婦ともにオフィスに長くいることが多くて帰りが遅いため、夕方以降はデロンギなどのオイルヒーターをオンにして、猫たちが寒くないようにしているわけです。

我が家は「職住近接」がコンセプトのライフスタイル。自宅とオフィスは2ブロックも離れていません。徒歩で3分程度の距離。この狭い範囲の2拠点で生活しています。

どっちにいる時間が長いかなと思うと、ぼくはややオフィスにいる時間が長いかな。奥様のエカテリーナ2世様もそうかな。自宅は夕食後から朝食までの滞在がほとんど。だから概ね「猫のためのお家」ともいえそうです。

驚愕の電気代が露わになって、オフィスの電気代もチェックしてみました。こちらは楽天ではなく、東京電力エナジーパートナー。

東京電力 ¥37,571

おいおい。滞在時間の長いオフィスの方が電気代安いってどういうことよ。こちらはデロンギなどのオイルヒーターはないけれど、パネルヒーターとエアコンを結構使っているイメージ。いやどちらかというと、こっちの方が暖房しているつもりだったのですが、この結果はどう考えればいいのか。

仮説としては、

オイルヒーターがめちゃめちゃ低燃費である

もしくは、

楽天でんきが東京電力よりも割高である

あるいは

その両方

ということになるかと思うわけです。

あ、もう一つ。

老猫を意識した消費電力の増加

というのもありえるな。

ということで急に切実に感じ始めた電気料金について、野良マーケター野良猫教授、調べてみましたよ。

我が家の電力消費量は増えているのか

楽天でんきに限らず、昨今のエネルギー各社はデータの提供はしっかりしています。毎月の消費量や料金は無論、省エネのTIPSなどを提供しているところも多い。マイページなどにログインするとそれらのデータが確認できます。さて我が家の電気事情については以下の通り。

2023年1月の最高額¥65,362が輝いてますね。家計調査などによると全国平均では1ヶ月の電気料金は¥12,000水準なので我が家は電気に関しては結構ルーズと言えるかもしれません。でもその大半は老猫への気遣いによるものなのですが。

まずこのテーブルを見てわかること。

2022年は2021年よりも各月、30〜60%も電気料金が上がっている

という事実です。

冷静になって使用料を見てみます。単位はKwhですね。

多い月もあるが、概ね2022年の方が電気使用量は少ない

と言えます。

つまり、我が家の電力消費量は増えていないにも関わらず、電気料金が30〜60%上がっている、ということになるわけです。これはつまり、

従量制の電気単価が上がっている

ということになります。

従量料金単価の値上げは顕著だった

各月の電気料金を電気消費量(Kwh)で割って、単位消費量当たりの単価を計算してみるとこんなグラフになりました。

2021年の1月にはKwh単価¥24だったものが、2023年1月には¥47円。つまり、

電力の単価は2年で2倍になった

のです。

これ、本当に妥当性を検証する必要あるように思いますね。本当に調達コストが倍増しているのか。こういう仕事こそ、日経他の大新聞にちゃんとやってもらいたい。どうでもいいニュースはいいからさ。単価倍増の要因を分解して調べて欲しいものです。

  • 原料調達コスト
  • 発電コスト
  • 送電コスト
  • マネジメントコスト

普通に考えると、コスト高の要因は大きく上記の4つに分類されるはず。今回の場合、原料調達コストの高騰が原因のはずなので、そこだけが上がるのは理解できる。それ以外の部分にコスト増があれば、いわゆる便乗値上げと言えるわけです。

まあ原発が止まっているから発電コストも上がっている可能性はあるのでしょうが。いずれにしても、この辺りはしっかりと調べる必要がありそう。上述の通り、こうした公益に関する調査こそ、マスコミにやってもらいたいけどね。

もう少し暇だったら電力各社の決算書とか読んで分析するんだけど。

ということで、2021年から2023年で既に単価が倍になっている電気。2023年6月にはここから30%の値上げを申請中の電力各社。夏以降、あるいは2023年末から2024年にかけて、冬季の電気代はスゴイことになりそう。皆々様、そろそろよく考えた方が良さそうです。

当面の方針として、我が家は

①デロンギの稼働時間の短縮(猫には悪いが)
②ホッカイロの活用(猫には悪いが)
③楽天でんきから別の選択肢へのスイッチ

を実行してます。ご参考までに。しかし、生きにくい世の中になってきたよね。

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