BOOKS

奥さんに内緒でバイクを買う男のためのお話。オヤジのバイク漫画『ダッ兎!』を読んだ。

投稿日:2021年1月30日 更新日:

datto

設定は「あるある」のようだ

Amazon Kindleの購入履歴をAIが解釈しているのか、「ここは今から倫理です。」を購入しているときになぜかこの漫画がサジェストされた。なんとはなしに見てみると、絵はあまり好みではない。でも設定が結構グッときた。

件の漫画、タイトルは「ダッ兎!」だ。

主人公は45歳、中学教師の真希繁夫。家族に内緒でバイクの免許を取り、YAMAHAのSR400を購入して隠している。(笑)

妻に内緒でバイクを買う?

この漫画のテーマは、妻(家族)にも打ち明けられずに、それでも衝動を抑えられずに行動してしまう、ということ。そしてオートバイには少なからずその価値があるとぼくも思う。

実は以前ポルシェ911カレラ(タイプ997)を買ったのは、妻に内緒だった。(笑)

そしてこのPOLYPHONYというメディアに書いてきた、BMW G310Rのことも実はずっと奥様のエカテリーナ2世様には内緒だった。

もちろん隠し続ける気はなかったが、他にも色々と考えなければならないことが多い中、自分の好奇心を満たすためにバイクの免許を取り、バイクを買った、とはそうそう簡単には白状できなかった。

でもどうしてもそれが必要だと思ったんだ。(笑)

この漫画もハイライトはそこ。
いや、人によっては違うのかも知れないが、ぼくはこの設定だけで買った。
Kindleの値段も確か1巻100円くらいだったし。

結局バレてる(笑)

ぼくもそうだが、この主人公の繁夫も、本当に隠し続けるのは無理だとわかっている。理解してもらえないと堂々と乗れないしね。

でも誰にとっても奥さんは怖いのよ。

我が家なんか、こうして野良マーケター野良猫教授として、色々偉そうに書いているものの、基本的に「専制君主制」ですからね。奥様の絶対君主エカテリーナ2世様が全てを統べているのです。

山本修生作「ダッ兎!」

この感じ。リアリティ、あるわぁ。

「ダっ兎!」設定に共感できるなら買い

ということで、この漫画の設定は個人的にツボだった。奥様は全てお見通し。我が家もほぼ同じような会話を交わした。

この設定だけで漫画が売れるのだとしたら、この設定はかなりの読者に共通しているのかもしれない。

オートバイは危ない。車に比べたら事故に遭う危険も、転倒する危険も、怪我をしたり、死んだりする危険も大きい。それは当然のことだ。

近しい人がそれを心配するのも当然の事だと思う。

でもね、自分の心が求めるもの、好奇心が湧き出すものを我慢するのもまた、とっても大きな人生のリスクだと思うんだ。

何かができなかったことを誰かのせいにする、そんな人生だけは送りたくない。自分の人生は自分の頭で考えて、自分の手で切り拓きたい。それがぼくのモットー。

悔いなきように。

バイクに乗りたい人は乗ろう。

でも愛する人のこと、あなたを愛してくれている人のことを忘れないように。

第1巻。内緒でSR400に乗る主人公。


第2巻。ヒロイン登場。音楽教師。


第3巻。奥さんにバレる。


この漫画のハイライトだな。(笑)

第4巻。まあ、この先はどうでもいいかな。


第5巻。ヒロインが物語に関係してくる。


第6巻。一応、物語は終わる。物語自体はそれほど面白くないけど。(ゴメン)


やっぱり、設定が気になる人にオススメ!

-BOOKS
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

NakajimaYoshimichi

自分の時間を取り戻せ、それが何より大切だ。中島義道『人生を半分降りる』

Contents この本はぼくのバイブルだった自分の時間を取り戻せ自分のための自分の時間を生きるこの本はぼくのバイブルだった 中島義道の著作と出会ったのは、そう30歳くらいだったのではないかと思う。最 …

知らなかったよ、こんな漫画。『ここは今から倫理です。』を全巻購入して読んだ。

Contents 実は「倫理」を研究していますここは今から倫理です。心に残る言葉に出会えるかも知れない実は「倫理」を研究しています 全くのノーチェックでした。そんな自分の不明を恥じております。野良猫教 …

『魂の殺人』~愛されていなくとも生きていける~

織田信長が桶狭間の合戦の前に舞ったという「敦盛」の中に「人間五十年化天のうちを比ぶれば夢幻の如くなり」という言葉がある。16世紀の日本では人の一生は50年だった。ぼくは最近その歳を越えているからずいぶ …

絶望が癒しになることだってある。光がないなら、自らが光になればいい。

Contents 民主主義を擬態している社会3回の絶望主権のない国家で生きる術民主主義を擬態している社会  2019年10月19日読了。15歳を対象とした本ですが、日本人の大半は読むべきだと思います。 …

Dropout

自由を望んで冒険に生きる人たち。森永博志『ドロップアウトのえらいひと』を読む。

Contents 誰もが望むことを真剣に望んだ結果一体なにから「脱落」するの?“脱落”なんかじゃない、“冒険”の始まりだ誰もが望むことを真剣に望んだ結果 これまた随分以前に買った本。なぜ買ったのか覚え …