ぼくが持っているカメラたち
ここ数か月、YouTubeを見ることが劇的に増えました。そしてまたYouTubeに動画を投稿する人もまた爆発的に増えているように思います。コンテンツも多種多様。質も玉石混交。でも面白い時代になったなと思います。
このブログメディアもそろそろVlog領域にも拡張していく計画。YouTubeを見ながら動画撮影の体制を着々と整えてきました。現段階でも十分撮影できる環境ですが、ここでもう一丁気分を上げるために、動画撮影に最適なカメラを仲間に加えたいと思っています。
その前にぼくが使っているカメラを紹介しましょう。個人的にはスナップショットが好きなのでそれっぽいラインナップになっています。
RICOH GRデジタル
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中古価格は6,300円。でもまだまだお薦めできるカメラかなと思います。
初代のGRデジタルです。発売されたのは2005年。もはや15年選手ですが、GRレンズの切れはなかなか。少し青い発色も好きです。いまさらながら、極めて軽く小さいボディはサイクリングジャージーのバックポケットでも嵩張りません。「写真が上手くなるには単焦点で動いて撮る」を地で行く名機ですね。
RICOH GX200
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こちらの中古価格は8,700円。悪くない選択と思います。
GRデジタルの3年後、2008年のモデル。5.1㎜~15.3㎜(F2.5~4.4)の広角ズームを備えたコンパクトカメラ。初代GRにズームを付けた趣きでマルチに使えるのはこちらかも。フレームも1:1があるので今日のSNS事情にもフィットしています。
SONY RX100 Mark2
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こちらはまだ現役。ビックカメラやヨドバシでも売られています。
AmazonでRX100は39,000円。
ぼくが持っているマーク2も50,000円くらいで手に入るはず。
最新版はマーク7でこちらは130,000円くらい。
GRデジタルが少し旧くなってきたという認識のもと、ハイクオリティなコンデジの筆頭として購入。確かに写りはいいと思います。高級感もある。だがしかし、なんというか愛着が持てないんですよね。SONYのデジカメ。ぼくにとってはメルセデスのクルマのような感じです。ブランドバリューもあり、機能も高いのに感覚に今一つフィットしないのです。ということでこちらは奥様にあげちゃいました。
FUJIFILM XP70
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こちらの中古価格は11,500円。
GRデジタルより高い。
やはりぼくの価値認識とも整合しているように思いますね。
こちらは防水タイプ。ジェットスキーで遊ぶとき用に買いました。2016年モデルだと思いますが、かなり安価に購入できた記憶あり。目的に適ったよいツールだと思います。ジェットスキー遊びのパートナーとしては当面これでいいかなと思っています。
CANON EOS 70D
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70Dのボディ中古はAmazonで30,000円くらい。
安いなぁ。
ぼくが持っている中で最も本格的なのはこちらですね。センサーはAPS-Cながら、やはり一眼はよく写り、よく撮れます。レンズ資産もCANONがほとんどなのでどうしても軸足はこちらになっています。思えばCANON初のデジタル一眼を購入したのは2000年くらいかな。EOS D30だと思います。光陰矢の如し、です。
GoPro Hero9 Black
GoPro Hero9 Black、結局買っちゃいました。
↑のサムネイル画像がAmazonへのリンクになっています。Amazonでは公式ショップからの購入でも60,000円以上します。しかしGoProの特設サイトでは本体価格37,000円で購入可能。年額6,000円のサブスクリプションが1年分ついてきますが、ぼくはこちらを選びました。
Insta360Go
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こちらはAmazon内のInsta360公式ショップで23,500円。
トイカメラっぽいアクションカムですが、この気軽さとうまく活用できたら面白い動画が撮れそうな機動性は未知数。まずはロードバイクで走る気持ちよさを映像に残したいなと思って撮り始めるキッカケをくれたミニカメラです。
そして記念すべき、YouTubeへの初投稿はこちら。まあいろいろと突っ込みどころに溢れていますが、誰でも最初はこんなもんだろうと。これからいろいろな方向性の動画を制作していけたらと思っています。
iPhoneXs
あらためてぼくが持っているカメラたちをリストアップして見ると、正直だいぶ旧くなっていることを痛感します。しかしそれでOKだったのはiPhoneのカメラがどんどん進化して、普段使いならそれで何の問題もないところまで来ているからでしょう。
マジでこのスマホ、とりわけiPhoneは世界を変えてますよね。カメラ会社にどのくらいの脅威を与えているか、考えるだけでも怖くなります。現在ぼくが使っているのはXsで、手振れ補正は入っていません。なので我が家の4匹の猫猫軍団を撮影した場合、あまりスムースな動画にはならないのが気になるところ。
しかし、11Proもしくはこの年末までに出るであろう12なら、手振れ補正も強力であり、ジンバル不要でヌルヌルの気持ちいい動画が撮れそうですね。ぼくはiPhoneXsで動画撮影するために、ジンバルも購入していますが下手すると来年からはジンバルも要らないのかしら。
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ぼくが持っているのはDJIのOSMO MOBILE3というモデル。手振れ補正以外にも美肌モードなどもあるので、据え置きの自撮りでときどき使っています。
しかしこのように、iPhone単体での利便性が高まれば高まるほど、iPhoneで撮れない写真や動画が撮りたいと思うマニアックな人(天邪鬼な人ともいう)も一定量出てくるわけです。はい、ぼくもそうした一人です。
動画時代にふさわしい一台を探す
個人的にこれからは動画撮影にちょっと注力したいと思っています。その一方でスチル撮影の魅力も捨てがたい。そのどちらもやりたいし、あらゆるシチュエーションでできれば最適な機材(必ずしも最高でなくてもいい)を揃えたいと思っています。
これからのぼくの撮影環境を考えつつ、どんな与件とニーズがあるか改めて確認してみました。
- おそらくこの年末までにiPhone11Proか、iPhone12に機種変更する
- するとiPhoneでの動画撮影が飛躍的にレベルアップする
- つまり中途半端な動画カメラは不要になる
- スマホ向けのジンバルはあまり使わなくなるかも
- 気軽にしかし高画質な動画が撮りたい
- コンデジでもいいけれど、iPhoneとは一線を画す絵が撮りたい
- 動画撮影は音声収録も重要と聞くのでその性能も考慮したい
- ロードバイク、モーターバイクでの撮影はGoProとInsta360で大丈夫だろう
- ぼくが好きなこだわりのモノたちを美しい動画に収めたい
- だとするとやはり一眼
- できるだけコンパクトな一眼がいいか
- SONYは評判が素晴らしくいい
- 確かにRX100も写りはいい
- でも愛着が持てない気がする
- それはSONYのカメラ全般に漠とした不安あり
- メルセデスベンツの悪夢
- 個人的にはFUJIFILMの一眼に興味がある
そんなことを思いつつ、動画性能の高いカメラとして、以下を候補として想定しております。
SONY ZV-1
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とりあえずVlog撮るならお手軽セットはこれだろうと、ぼくも思います。シューティンググリップもついてスタイル的に完璧。内臓マイクの性能もかなりのものらしく、ワンストップで動画撮影が完結しそう。
それに商品レビューモードが良さそう。爆速のAF性能を活かして、商品をクローズアップできる機能。個人的にはそれほど必要を感じないけど、ECビジネスをしている奥様のことも考えるとアリかなと思っています。
唯一気になるのが、SONYのカメラとぼくの感受性がいまいち合わないこと。上述のとおり、RX100M2は持っているものの、それに愛着が湧かないのもまた事実。見た目がRX100に近いZV-1をその機能性だけで愛せるのか、というとかなりの確率でダメな予感がします。
SONY α7c
こちらはZV-1よりは各段にグレードアップしたフルサイズミラーレス。動画性能においてはSONYのトップエンド数機種のうちの一つになりますね。おそらく機能面でも感性性能面でもぼくにはもったいない素晴らしいものであるはず。
ボディの価格は200,000円越え。α7シリーズよりは安いものの、かなりのお値段ですよね。そうなってくると、気になるのはSONYとの相性です。愛着が持てるのかなぁ、これだけのレベルのカメラを買って。心配。
FUJIFILM X-T4
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個人的にかなり惹かれるのはFUJIFILMです。エモいと言われる色の魅力。そして撮って出しの画像、動画がそのまま使えると聞いて、編集の手間が少ないならすごくいいなと思っています。
店頭で触ってみたところ、SONYのα7辺りよりもずっと直感的でわかりやすい操作系が好きですね。初心者には難しそうに見えて、実はシャッタースピード、絞り、露出補正が直観的にできるのが一番操作しやすいものです。
ボディは200,000円とそれなりのお値段。課題はFUJINONレンズを一本も持っていないので、長い目で見ると莫大な出費になりそうなこと、かな。でもなんとなく、いつかこのカメラ、買いそうな自分を自覚しております。
FUJIFILM X-T200
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X-T4にいきなり手を出すのは少しハードルが高いので、FUJIFILMのデジタルカメラの世界観が自分に合うかどうか、もう少し手を出しやすい価格帯で試してみようと思い始めています。
その候補のひとつがこれ。X-T200です。Amazonだとダブルレンズキットで88,000円。センサーはXシリーズ共通のAPS-Cサイズ。今どきの写真技術はてんこ盛りの様子。あまり詳しくはわかりませんが、楽しそう。
X-T4にも通じるクラシックな佇まい。バリアングル液晶も装備しており、動画撮影のスペックは問題ない感じ。機能に対して価格も安くていいですね。ただ持った感じはかなり軽量で、悪く言えばチープです。
X-T4買えばよかったと思いそうなのが、一番のネックかな。
FUJIFILM X-A7
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このくらいがいいかなと思うのが、X-A7ですね。価格はX-T200よりもさらにお手軽になって50,000円台に。ファインダーがないのと、電子ジンバル機能がない点を除けばほぼX-T200と同じスペックと言ってよいカメラ。
ファインダーレスのスタイルはX-T4直系のX-T200とは異なって、よりカジュアルな世界観を感じさせますね。ぼくは眼が悪いので液晶のファインダーにはそれほどこだわりなし。むしろ電子ジンバル機能の有無が少し気になります。
しかし上述のとおり、iPhone11Pro以上になれば、手振れ補正機能は入ってくるのでそれと使い分けられれば、このX-A7でいいような気がしてきました。
むしろ課題はX-A7の後継機が来年早々にでも出そうということ。現在X-T200にせよ、X-A7にせよ、AF性能がSONYにかなり差をつけられており、この点が弱点のひとつ。
もし後継機のX-A8でこの辺りが改善されてくると、少し悔しい思いをするかもしれません。
2021年はこんなフォーメーションかな
現在ぼくが持っているカメラを確認し、これからしたいことを踏まえた欲しいカメラを想像してみました。やはり書いてみることって大事ですね。自分のアタマの中が整理されましたよ。
ぼくの考えるカメラの使い方はこんな感じかなと。
- 普段のスナップは動画メインに移行
- スライスオブライフ動画はiPhone11Pro以降で対応
- より綺麗にシネマティックな動画が撮りたいシーンはFUJIFILM X-A7で
- 特にバイクなどのモノ撮りのシーン
- バイクでの移動シーンはGoPro Hero9 Blackで決まり
- insta360Goはトリッキーな撮影をしたいときだけ
- メイン機を当面はFUJIFILM X-A7に担わせる
- FUJIFILMのカメラと画像が好みだったら、X-T4を検討
2020.12-2021.1にはこうしたい
ということで結論めいたビジョンはこんな感じかな。当面、このブログメディア、YouTube、Instagramなどに動画、スティルを供給するカメラは以下の3つにしようと思います。
①iPhone11Pro or iPhone12
②FUJIFILM X-A7
③GoPro Hero9 Black
うん。結構いい布陣な気がする。
結局、これは思い込みなのですが、よい写真、よいムービーが撮れそうな気がするカメラが自分にとってのよいカメラなのです。
撮れそうなカタチのカメラ
これが大事。
iPhoneを一緒に持ち歩くのはFUJIFILM X-A7にしよう。先日のGoPro Hero9 Blackに続き、近くポチり〼。