FUJIFILM X-A7実機チェック
先日のポストで遠からず買うぞ、と宣言していたのがFUJIFILMのX-A7。APS-Cサイズのセンサーを積んだコンパクトミラーレス一眼です。
Amazonで見ると15-45㎜の軽量なズームレンズセットで57,750円。
結構安いですよね。もうAmazonでポチろうかなと思っていた土曜日の朝、コーヒーを飲みながら、奥様のエカテリーナ2世様がこんな一言。
「レフ板が欲しいの」
最近、エカテリーナ2世様はワインや食事を撮影に注力していて、自宅でもいろいろセッティングして撮りたい模様。使っているのはぼくがあげたSONY RX100M2です。
では、ということで有楽町のビックカメラに向かいました。ぼくもX-A7の実機をちゃんと確認しようと思ったわけです。
有楽町までクルマで20分くらい。すぐにB2のカメラ売場に。ちょうど富士フイルムの社員の方がいて、詳しく商品説明してくださいました。
ぼくが確認したかったことは以下の数点。
- X-T200とX-A7の基本スペックは同じですか?
- X-T200とX-A7の違いはファインダーと電子ジンバルの有無だけですか?
- 電子ジンバルは必要かつ有効ですか?
- 熱暴走の噂は本当ですか?
- X-A7は海外ではディスコンと聞いていますが、本当ですか?
- Amazonでは57,750円で売られていますが、ここでは?
最後は結構ダイレクト過ぎる質問だったかな?(笑)
でもこの富士フイルムの方、とっても落ち着いて丁寧にいろいろと教えてくれました。彼曰く。
- X-T200とX-A7の基本スペックはほぼ同じと言っていい。
- ファインダーが要らなければX-A7でいい。
- 電子ジンバルはクロップされてしまうのであまりお薦めではない。
- クロップされない手振れ補正が欲しければX-T4を検討して欲しい。
- 熱暴走はある。10分~15分以上の長回しは想定していない。
- 短めのクリップを撮影し繋いでいく動画を想定している。
- X-A7は海外ではディスコン。ただ新機種の話はまだ公にはない。
- ポイント還元+出精値引きでAmazonより安くできる。
その他
- 正直なところAFの速度はSONYが上
- 富士フイルムの色が好きな人に選んで欲しい
こういう正直な商品説明と接客は感じいいですね。この段階でもうX-A7をこの人から買って帰ろうと思っていました。
FUJIFILM X-A7購入
ビックカメラ有楽町店の店頭で、X-A7には64,000円くらいの値札が下がっていました。レンズキットは15-45㎜のズーム。こちらです。
フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ | Lenses | 富士フイルム Xシリーズ & GFX
富士フイルムのデジタルミラーレスカメラ「Xシリーズ」・中判デジタルカメラ「GFX」の総合サイト。製品情報や開発秘話、プロ写真家が撮った写真や映像を紹介します。
このレンズ、樹脂製でそれなりにチープですが、極めて軽量。写りが良ければOKです。しかも広角側だと5㎝まで寄れるマクロ機能付き。使い勝手はかなりよいのではと思いました。
↑のサムネイル画像がAmazonへのリンクになっています。
Amazonではこのレンズだけで、36,874円。レンズキットの60%近くはレンズの値段ということになります。
さ・ら・に。
今回はキャンペーン中で、指定のレンズを購入すると5,000円引きになるとのこと。対象となるレンズは2つ。
XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II
フジノンレンズ XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II | Lenses | 富士フイルム Xシリーズ & GFX
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↑のサムネイル画像がAmazonへのリンクになっています。
こちらはAmazonで、33,800円。個人的にこのカメラに望遠は要らないかなと思っているのであまり食指は動きません。さてもう一つは?
XC35mmF2
フジノンレンズ XC35mmF2 | Lenses | 富士フイルム Xシリーズ & GFX
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こちらは単焦点。かなり使いそうな35㎜でF2.0と明るいレンズ。換算50㎜なのでポートレートなどに向いたレンズと言えそうですね。先日ポストした通り、ぼくは単焦点レンズでスナップを撮るのが好きだったので、この手のレンズに手が伸びます。
↑のサムネイル画像がAmazonへのリンクになっています。
Amazonでは、24,500円。安いね。所謂「撒き餌」レンズという奴ですね。
「撒き餌ですよね?」
と聞いたところ、正直な富士フイルム氏、頷いておりました。(笑)
値段はお手頃ですが、このレンズ、もう少しお値段が高いメタルボディのレンズXF35㎜F2と光学系は同じ。
フジノンレンズ XF35mmF2 R WR | Lenses | 富士フイルム Xシリーズ & GFX
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こちらはAmazonで44,471円。
光学系が同じなら写りは同じはず。しかもX-A7のボディは樹脂を多用した若干チープな作りとも言えるので、むしろXC35㎜F2の方がフィットしそう。ということでこちらの単焦点、XC35㎜F2を5,000円引きで追加購入しました。
さらに同時購入で30%OFFになるということで、以下のものも購入。
SanDisk SDXC™ UHS-Iカード
SanDiskの4K動画対応のSDカードです。
Kenko 液晶プロテクター(X-A7専用)
Kenko PRO1D NEOフィルター
こちらはXC15-45㎜F3.5-5.6のズームが52㎜径、XC35㎜F2が43㎜径なのでそれぞれ1枚ずつ購入しました。
X-A7の第一印象
早速オフィスに持って帰り、弄り倒してみました。まず感じるのはモノとして愛着を持てそうだということ。個人的にはこれが一番大事。徹頭徹尾、大事なことだと思います。
何度も書いているように、こういうのはいわゆる「相性」なんですよね。でも言語化できていないだけで何等かの合理的な理由があるはずなんです。だから、相性が悪いのを理屈で何とかしようとするのは愚かです。
見えてない要因があるはず、と考えるべきなのです。
SONY(のデジタルカメラ)もメルセデスも何等かの理由があって、ぼくはプロダクトに愛着が持てないのです。
SONY RX100は高級コンデジです。値段もX-A7より高い。しかし所有満足度はぼくの場合、X-A7の方が高いのです。以下、第一印象をまとめてみると。
- 愛着が持てそうなカメラ
- スマホ連携のアプリの出来は今一つっぽい(Bluetooth設定に若干惑う)
- 操作系が直観的に自分に合う(マニュアルカメラ風のダイヤル)
- ダイヤルのクリック感がいい
- 液晶はキレイかつ反応がいい
- かなりコンパクトかつ軽量
- CANON EOS 70Dと比較すると半分以下の重量
- 価格相応にチープな部分もあるが、十分質感はある
これが「相性」です。つまりぼくはこのカメラと相性がいい。これは富士フイルムの上級機にも期待が高まります。
そしてやはりミラーレスのXシステムの最大の魅力はコンパクトかつ絵が素晴らしいと言われるレンズ群が使えること。今回は初の富士フイルムXシステム購入ですが、2本買ったのはやはり正解だったなと思います。
富士フイルム Xシリーズ & GFX
富士フイルムのデジタルミラーレスカメラ「Xシリーズ」・中判デジタルカメラ「GFX」の総合サイト。製品情報や開発秘話、プロ写真家が撮った写真や映像を紹介します。
2本使うだけで、システムの特性に関する情報がとても多くなります。それだけ早く、ぼくはこのカメラと富士のXシステムに通じることができるわけです。
まだオフィスの中でしか撮っていませんが、小さなレンズなのによく写ります。これは期待できそう。これから少しずつ覚えて行こうと思います。
X-A7試し撮り
XC35㎜F2でオフィスにある小物たちをちょっと撮ってみました。何も考えずに撮っても雰囲気が写る気がします。
単なる撮り流しでこの雰囲気。マジメに撮ったら結構いい写真が撮れそうな予感がします。楽しみ。
今後のこのブログメディアやSNSではX-A7で撮影したスティルや動画を増やしていきたいと思います。またX-A7のレビューも改めてしたいと思います。
失礼致します、Vemico会社の広報担当の胡と申します。BLOGにてお客様のレビューをご拝見させて頂きました、つきましてはお客様に弊社のNP-W126バッテリーのレビューを投稿して頂きたく存じます。レビュー用機材に関しましては無償にて提供させて頂きます。御返事お待ちしております。どうぞよろしくお願いします。
胡様、コメントありがとうございます。NP-W126互換のバッテリーのレビューですね。はい、承知しました。
条件など詳細をお知らせくださいませ。
できればコメント欄ではなく、TwitterかInstagramからDMを頂けると嬉しいです。
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よろしくお願いします。
野良マーケター野良猫教授こと海野裕