改めてBMW G310Rに試乗
ほぼほぼ購入するバイクをBMW G310Rに決定。一番親切丁寧だったBMWモトラッドセントラル目黒さんで検討を進めています。このお店はマジで親切。有明のショールームで10キロくらい乗ったG310Rを、まるっと1日貸してくれるというのです。スゴイ。神。
折しも博報堂時代の先輩方が伊豆箱根方面にツーリングに行くということで、うまく日程が合えば同行しようと思い、セントラル目黒さんに日程を伝えるとなんと貸してくれるらしい。実際には朝7時に大磯プリンスに集合という予定だったため、最速で10時貸し出しのぼくは同行を諦めました。
その代わりと言ってはなんですが、東京都内を数時間流してくることにしました。14時過ぎに改めてG310Rを受け取り、約2時間。目黒から白金を経由して、自宅のある麻布界隈へ。芝浦からレインボーブリッジを通って有明方面へ。BMW東京ベイの試乗コースを少しだけ通り、東京ゲートブリッジに向かいました。
初めて見る景色に感動した
ロードバイクではいつも麻布十番から若洲海浜公園までの往復で40~50キロを走るのが週末ルーティンのぼく。東京ゲートブリッジは見慣れています。でも東京ゲートブリッジは自転車は通行不可。実際に走ったことはありませんでした。有明から中央防波堤に向かう途中で左折すると、東京ゲートブリッジが見えてきます。すごい坂道です。これは自転車だと死ぬレベル。
しかも風がすごい。海浜部でこの高さだと、海風が半端ない。身体を殴られているような風が来ます。バイクで感じる風、すごいな。これはキチンとした装備をして乗らないと疲れるというのもわかります。
しかし見える景色が違うこと!クルマで見るのとは段違いの「広大なパノラマ」が広がります。フルフェイスのヘルメットを被っていても、クルマから見る景色とはあまりにも違うスペクタクルな景色なのです。こればかりは経験してもらうしかない。そして先の風の存在感、太陽の熱、潮の香が五感を刺激してきます。
なんと気持ちいい
これがバイクの世界なんですね。最高です。まさに日常が非日常に変わる瞬間。それがバイクが連れて来てくれる幸福なのだな、と思いました。
楽しい。
東京ゲートブリッジの上から、いつもロードバイクで佇んでいる若洲海浜公園の突端が見えました。毎週あそこからこの橋を写真に撮っているんだな、ぼくは。初めて見る東京。新鮮でした。若洲から木場方面に進み、Uターンして、もう一度ゲートブリッジを渡りました。反対車線から見る景色も素晴らしい。本当に知らない東京を見ることができるのです。
東京ゲートブリッジを降りると右折して、有明から台場へ。台場から首都高に乗り、目黒方面に向かいました。目黒出口まで行こうかなと思いつつ、天現寺で降りて下道でセントラル目黒へ。16時過ぎに無事ディーラーに到着しました。
BMW G310Rの印象と今後の課題
今回2時間たっぷりと下道も高速も試乗してみてのG310Rの印象は、相変わらず乗りやすくてフレンドリーというものでした。でも先日乗ったG310GSと似ていて、少し1速に入りにくいのが困りましたけど。パワーと速さは少なくとも今の自分には合っていると思います。ぼくが乗るうえで問題となることはバイクには何もないと思いました。
むしろ課題はライダーであるぼくにあります。G310Rは比較的楽なポジションで乗れるバイクです。でも初心者あるあるで、まだガチガチに力が入っているぼくのライディングでは、かなり疲れる、ということがわかりました。特に手首。これはロードバイクの乗り始めも同じでした。体幹で支えることができるようになるまでは手首に体重がかかってしまうのですよね。
G310Rはロードバイクよりはずっと自然なライディングポジションですが、それでもガチガチに力が入っているとこれほど手首に来るのだなぁ、と感じ入りました。これは慣れていくしかなさそうです。先輩たちとの伊豆箱根ツーリングなどに同行しなくてよかった、と本気で思いました。
あと急遽調達したhyodのジャケット。これが快適だったのにびっくり。プロテクタがあるので結構な重量があるのですが、メッシュのサマージャケットの威力はダテではなく、走っているときはとても涼しくて快適。ロングツーリングになったときのために買ったけど、これは正解ですね。これからもランディングアパレルはきちんと揃えなきゃな、と思いました。
STJ032D //JACKET //HYOD PRODUCTS
メイン素材には、しなやかで通気性の高い上品なメッシュ素材”anapsy”を使用し、裏地には吸汗・速乾性に優れたHYODロゴ入りのエアーメッシュを採用した”IO D3O ® JAC(イオ・ディースリーオー)”。フルメッシュ仕様で、夏のライディングをサポートします。 ショルダーとエルボーには、衝撃吸収力と装着感に優れたHYODオリジナルD3O …
ということで後はバイクの購入ですね。でも、
本当にバイクで走るだけで、見慣れた東京が新鮮に見えてくる
ということがわかりました。
Make Life a Ride
日常を非日常に変えていくのがテーマのぼくのブログ。モーターサイクルはそのための魔法のカギですね。毎日乗れたらどんなに素晴らしいでしょう。もうすぐ訪れるであろう、そんな毎日が楽しみです。