iPhoneにケースをつけるべきか否か
皆さんはiPhoneケース使っていますか?ぼくは使ったこともありますが、基本的にケースを使わない派、つまりiPhoneはそのまま持ちたい派です。
その理由はいくつかありますが、まずはiPhoneはそれ自体が最高のデザインとエンジニアリングの結晶なのでそのモノとしての魅力を堪能したいということ。
アップル信者が多いのには訳があり、実際にiPhoneのベゼルのデザインは極めて複雑な線で描かれています。単純な線でデザインされたものと何が違うか。それは加工の難易度です。
単純な線でデザインされたものは加工が容易で、結果として安価に製造可能です。一方、複雑な線で描かれたものは複雑な加工を必要とするのです。どのような加工を施せば実現可能なのか、も含め高度のクリエイティブな仕事が要求されます。当然、投資レベルも大きくなるのです。
膨大な費用と労力をかけて生まれたアップル製品は、他にはない魅力を持つわけです。そんな製品のひとつであるiPhoneに対してぼくはある種の敬意を抱いているので、できれば無粋なケースを被せたくないのです。
それといま無粋と書いてしまったとおり、オシャレなケースは少ないということ。もちろんそれなりにオシャレなケースは存在しますが、iPhoneを覆い隠すべきオシャレさはそうそう実現不可能と言わざるを得ません。
これまでに買ってきたケース
まあそんなこんなでケース選びに四苦八苦してきました。
いままで選んだのは、
➊アクリルや強化ガラスなどの透明ケース
➋ルイヴィトンのモノグラムのケース
のほぼ2つだけ。
樹脂のケースはこんな感じのモノ。
悪くはないです。
ルイヴィトンはそれなりに満足度もありましたが、割とすぐに傷んでしまうので、コストパフォーマンスはやや低い感じ。それに実はフォリオ型(手帳型)のケースがあまり好きではないのです。通話しているときの姿が美しくないのがその理由なのですが。
ルイヴィトンのケースについては以前に書いたブログ記事をリンクしておきます。
現在の最適解=アニアリのマルチケース
そんなぼくがここ数年使ってきたのは、日本製の皮革メーカー“アニアリ”のマルチケースSです。
↓下の画像がアマゾンへのリンクになっています。
これはかなりいい商品で、ぼくは高く評価しています。
iPhoneケースではなく、マルチケースであること。つまりこの製品はiPhoneをそのまま革製のケースに納めることで無粋さとは距離を保ちつつ、iPhoneを保護できる優れものなわけです。さらに昨今のキャッシュレス志向のご時世をキャッチアップ。iPhoneを収めるケースとして機能しつつ、このマルチケースSは数枚のカードやお札、小銭を携行できるのです。
iPhoneに代表されるスマホが決済を担うのは必然。であればiPhoneケースは財布と同一化するのが正解と思うわけです。
でもそんなお気に入りのアニアリのマルチケースSにも課題が。というか、使う側のぼくの課題なんですけどね。アニアリのマルチケースはiPhoneをインナーポケットに収納するコンセプトで作られています。
ここなら革によって傷や衝撃から守られる構造。(↑の写真のように)
ところが実際にiPhoneを収めるのはこのインナーポケットではなく、アウターポケットになる頻度が高いのです。(↓の写真のように)
まあ、これでも問題ないし、通常は便利至極なんですが、ふとした拍子にこのアウターポケットからiPhoneが飛び出てしまうのです。そうなるとかなりの程度の損傷を覚悟しなくてはなりません。
ぼくも過去2~3回、iPhoneをケースから滑り落してしまい、それなりの代償を支払いました。そして最近またやらかしてしまったんです。
そろそろ別のスタイルを考えよう
オフィスのポストの郵便物をゴソゴソと触っている際に、うっかりこのマルチケースを落としてしまいました。幸い、画面などは割れず、機能不全も起こっていないのですが、先述した美しいフレームを強打したようで、カメラのすぐ上部のパーツがツライチではなくなってしまいました。
悲しい。
特に不便はありませんが、スチールのパーツが出っ張っているため、最悪の場合は怪我しそう。ということでこの部分を隠すケースが必要かなあと思っているところです。
これを機会に愛用のアニアリのマルチケースとは異なるスタイルを目指すか。
あるいは極薄のケースを購入してこのまま使い続けるか。
どちらかの選択になるのではと考えています。
結果はまた書いてみますね。