オフィスにオモチャが溢れ始めた
ぼくは麻布十番に自宅とオフィスを集めた職住近接のライフスタイルです。このスタイルは2000年に広告代理店の社員を辞める少し前から始めて、20年くらいかけて磨いてきました。勤め人時代の約11年くらいは、独立するか否かは別として、独立できるようなスキルと知識を身に着けることに専心しました。そしていろいろなキッカケもあって会社員を辞めました。最初は知り合いの会社に居候させてもらっていましたが、2年後には白金3丁目、そしてそこから麻布十番3丁目を経て現在は麻布十番2丁目にオフィスを構えています。自宅は南麻布アドレスで自宅からオフィスまでは徒歩4分。でもぼくはクロスバイクで1分で通っています。芝の郵便局とか恵比寿や赤坂くらいの打ち合わせならクロスバイクで行く方が楽だからです。
ロードバイクはオフィスに置いてあります。毎週の50キロルーティンはオフィス近くの公園(パティオといいます)に集合して出かけます。ロードバイクのメンテナンスに必要なマルチクリーナーやチェーンオイルなどもオフィスにあります。冷蔵庫にはポカリと水も準備したあり、ライド前にササっとボトルに入れてでかけます。とまあ最近はロードバイク関連のピットという趣。でもそれだけじゃないんだよね。その他、ぼくは楽器が好きなので、エレピや小さなクラシックギター、それに今まで乗ったことのある車種を選んで買ったミニカー、デジタルカメラ、レンズ、照明、三脚、マイク、電子ブロックやエンジンの模型などなど、オモチャが所狭しと転がっています。
さらに膨大な数の蔵書ともはや聞かないCD。インテリアのつもりで置いてありますが、持て余しているのも事実。加えて1年ほど前にロードバイクのホイールをMAVICに替えたので、もともと付いていたボントレガーのアルミホイールが余っています。もっと言えば、年に1回も乗らないジェットスキーのウェアなどマリンレジャーグッズもたくさん。さすがにこれは収まらなくなってきた、というわけです。
好きなものを弄りながら仕事する
奥さんから見ればガラクタかも知れませんが、すべてオトコの愛するオモチャたち。これらは幸せの種なんです。この数か月、感染症でステイホームとなり、いままでの仕事を振り返りました。そしてこれからの仕事と生き方についてもずいぶんと考えました。そして大まかな方向性として、好きなものについて表現すること、を核にマーケティングという自分の仕事を再構築していこう、と思ったのです。まだ少しプログレッシブすぎるかも知れませんが、たぶん、これから時代とシンクロしてくると思っています。そしてそんな場所をもう少しわかりやすく、作っていこうかなと思い始めました。
いまのオフィスはいわゆるオフィスなので、外から見て中にオモチャが溢れているなんていうことはわかりません。そこで誰が見てもオモチャに溢れたオフィスを作ってみようかなと思ったのです。そこが商品のブランディングやマーケティング戦略企画の拠点だとは思えず、誰もが楽しそうな遊び場だと思うようなオフィスです。場所は麻布十番から歩いてあるいは自転車で行ける範囲。条件としてはガレージとか倉庫のような物件で、1階。セキュリティは後付けするつもりですが、シャッターや扉はちゃんとしていて欲しい。ロードバイクやモーターバイクを置けるようなフロアで、オイル交換やチェーン清掃ができるような汚れてもOKな素材がいい。広さはそれほど必要ないけれど、10坪から20坪くらい。建物は旧くても大丈夫
水道や電気も欲しい。マーシャルのアンプの形した冷蔵庫も欲しい。(笑)ビールを冷やすから。
軽くDJごっこなんかできる装備も欲しいかも。ロードバイクは壁にかけられるようにしたい。バイクも数台置けるといいな。ヘルメットやレザースーツなんかも置けるようにしたい。整備用のスタンドも必要だな。ピアノやCDラックもこっちに持ってきちゃおうかな。
麻布十番のオフィスではステンレスのツールボックスをステーショナリーケースにしているけど、あれは本来のツールボックスに使おう。工具類はそこに入れておこう、と夢と妄想は膨らみます。
なかなかいい物件がないけれど
ところが探し始めてみると結構少ない。まず港区で絶対数が少ない。たまに「いいな」と思う物件は既に契約済みばかり。いろいろなサイトを使って検索していますが、振られ続けてちょっと凹んでいます。でもめげずに探していこうと思います。でも、こんなことを考えているんだよね、という話をあちこちでしてみると、
あ、それいいね
おれもいっちょ乗るよ
一緒にやろう
みたいな声をかけてくれる人がチラホラ出始めて来ています。何人かでやったらムリなくできるかもな、と思い始めました。
昭和のこどもは空き地に「秘密基地」と称するヘンテコなプレースを作るのが基本でした。ぼくも物置の中に自分だけのスペース作ったりしていました。いまやろうとしていることも、そんなこども時代の精神が半世紀近く経っても残っているからかもしれません。
「秘密基地」で検索するとクラウドファンディングのケースもチラホラ。でも上手く成立していないようです。でもぼくはそれが当然だと思う。
遊びは自腹切ってやらなきゃダメ
そう思っています。遊びは自分の持てるすべてのリソースを投下して、本気でやらなきゃダメです。知らない人の力借りてやるのは遊びじゃない。だから本気の遊び場を作って自分たちが最高に楽しみながら、それを新しい時代の仕事の仕方に繋げていこう、というのが、ぼくの現在のポリシーです。
そのうちきっと面白い場所と縁が繋がると思います。そのときには所さんの世田谷ベースみたいな、小さな面白い遊び場をこの麻布十番の近辺に創り上げたいと思っています。関心のある方はコメントほかでコンタクトしてください。
素敵な麻布十番ベース。ポリフォニーベース、と名付けるつもりです。いい場所が見つかるといいな。
参考までに所さんのケースを貼っておきます。うん、やっぱり楽しそう。
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