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Make Life a Ride / 日常を冒険に変えるオヤジの嗜み

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バイクオヤジが紹介する、50歳を越えたオヤジのためのロードバイクの正しい始め方。

投稿日:2020年7月27日 更新日:

Trek_emonda_sl6

まずは問題意識から

ロードバイクに乗りたい。乗ってみたい。そんな思いを持つオヤジも多いことと思います。一方でなんかピンとこない、別にそんなことしたくない、あんなピチピチのウェア着て、ヘルメット被って街中うろうろできるか、なんて思うオヤジもいることでしょう。ロードバイクに乗ってみたいと思っている段階で、あなたは既に勝ち組です。間違っていない。正しい方向に歩いていこうとしています。

ここでぼくが強く言いたいのは、オヤジは何か新しいことを始めなくちゃダメということです。

50歳くらいになるとたいていのことは経験済み。しかもそれなりの蘊蓄も語れるようになっているはず。でも所詮そんなものチッポケな自己満足に過ぎませんよということです。

自分の経験値だけを頼りに蘊蓄語って過ごす人生なんて、ぼくは真っ平御免です。いつも知らないことに挑戦している人生を送りたい

新しいことに興味が持てなくなったらもう終わり。そのくらいの問題意識を持つことが、オヤジにはとっても大事なんです。

もちろんロードバイクじゃなくてもいい。でもこれは大事なことなので二回言いますが、毎年新しいことを一つ始めるくらいでちょうどいいんです。

ロードバイクがなぜいいか。それは既に書いたのでこちらの投稿をお読み頂ければと。

ロマンと冒険、身体を動かし、本能を呼び覚ます。そうだ、そういうことがやりたいんだ。そういうことこそが必要なんだ。そう思うオヤジ諸兄が増えることがぼくの望みです。

師匠を探す

次にやって欲しいのは、師匠を探すことです。そう、つまりロードバイクにかなり乗り込んでいる先輩を探すのです。できれば自分よりも若い人がいいと思います。そもそもロマンと冒険のためにロードバイクに乗るのです。オヤジにありがちなツール蘊蓄沼にいきなりハマるのは愚かです。ぼくのイメージだとゴルフがまさにそれ。ツール蘊蓄だのなんだの、オヤジの蘊蓄を山ほど聞かないと始められない。ああなってはいけません。

だから20代、30代くらいの師匠がいると最高。あなたの仕事関係やらでいませんか。「あの人自転車乗りなんだよね」みたいな軽い噂のある若者。そういう人がいたらラッキーです。ぜひ弟子入りしてください。50歳を越えたオヤジはとにかく偉ぶってはいけません。自分の知らないことをもっと若い人に教えてもらう姿勢が大事。そうすれば蘊蓄オヤジにならず、謙虚でいられます。

ぼくの場合には仕事で知り合った、30代のインダストリアルデザイナーやエンジニアにロードバイクの世界を教えてもらいました。仲良くなった後、彼らがあちこちにロードバイクで出かける中、「一緒に行きましょうよー」みたいに声をかけてもらったのがキッカケです。そして扉を開けて新しい世界を見てみたら、とても素敵だったというお話です。まあラッキーでしたけどね。でもいつも心を開いて、若者にも偉ぶらず、ということを心掛けていたから、幸運が舞い込んできたのかも知れませんよ。

バイクについて調べて忘れる

次にやってもらいたいのは、ウェブでいろいろな記事を読むことです。ロードバイクの魅力、いろいろなロードバイクブランド、ロードバイクは痩せる、などなど、インターネットには山ほどの情報があります。それらを乱読してください。でも大事なことは感化されなくていい、ということです。たいていの情報はオヤジではなく、もう少し若い人たち向けのものです。鵜呑みにする必要はありません。

まずはクロスバイクを買いましょう、みたいな記事もたくさんありますが、無視してください。

クロスバイクとロードバイクはまったく別の乗物です。

より孤高でよりストイックでよりロマンと冒険に近いのはもちろんロードバイクです。ここではロードバイクをいきなり始めるというのがテーマですので、そのつもりでいてください。

クロスバイクはロードバイクにずっぽりハマって、週末以外も自転車に乗りたいぞ、という心境になってから買うものです。それを覚えておいてください。

クロスバイクの件も含め、たいていの記事に書いてあることは、読んだら忘れちゃってOKです。ロードバイクだ、ロマンと冒険だ、身体を目覚めさせるんだ、くらいのモチベーションを保てる程度に情報収集しましょう、というお話です。

近所のショップを探す

ここからが大事なところ。ロードバイクを始めて挫折しないためには、とにかく師匠が必要です。ショップのスタッフはその点確実に師匠になる資格があります。だいたいのショップスタッフはロードレースやトライアスロン、あるいは長距離ライドの経験を積んでいます。それだけでもう大尊敬に値する大先輩です。当然、ロードバイクの仕組みもメンテナンスのことも熟知している可能性大。そういう人を探そうという話です。

ここでいうショップとはロードバイクを扱っている専門店です。トレックやジャイアント、キャノンデールといったロードバイクブランドは独自の店舗展開をしています。その他、ロードバイクやクロスバイクを多数扱う専門店があります。東京都心だと「なるしまフレンド」のようなお店です。

なるしまフレンド

なるしまフレンドは業歴55年、東京神宮にあるスポーツバイク専門のプロショップです。ロードバイク、トライアスロンバイクを中心に、初心者から上級者まで、販売からメンテナンス、様々なライドイベントなど、多彩な自転車の楽しみ方を提供しています。 ACCESS アクセス 東京メトロ銀座線外苑前駅から徒歩約7分 JR千駄ヶ谷駅、原宿駅、東京メトロ副都心線北参道駅、千代田線明治神宮前駅、都営地下鉄大江戸線国立競技場駅の各駅から徒歩約15分 所在地 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-35-2 電話番号 03-3405-9614(代表) 03-3405-9652(メンテナンス) 営業時間 12:00~19:30 【コロナウィルス対策により営業時間を変更して営業を行っております。詳しくはNEWS内「営業時間に関するお知らせ」をご確認下さい】 定休日 水曜日 駐車場 駐車場のご用意はありませんので近くの路上パーキング等をご利用ください。なお店舗地下の駐車場はご利用できません。 Copyright © 2020 NALSIMA FREND All Rights Reserved.

とにかく、自宅から最も近い場所にこうしたプロショップを探してください。間違ってもドン・キホーテとか、ホームセンターとかで買ってはいけません。アマゾンなどでもロードバイクは買えますが、ぼくは薦めません。師匠探しと表裏であることを覚えておいてください。

ぼくの場合は自宅に最も近いプロショップが、六本木ヒルズのトレックストアでした。自宅に最も近いことが大事です。最終的に、ここでロードバイクを購入し、基本的なアイテムを揃えたり、メンテナンスをしているのもこちらです。

TREK Bicycle 六本木ヒルズ | 東京都港区ロード・クロスバイク自転車

新着情報&イベントをカテゴリーから探す 住所 〒106-0032東京都港区六本木6-15-1 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り 1階 駐車場 あり(提携駐車場をご案内いたします) 営業時間 11:00~21:00(※当面の間は11:00~19:00の時間短縮で営業致します) 定休日 年中無休 お問い合わせ TEL/ 03-6303-1009 運営 トレック・ジャパン株式会社 自転車でお越しの方 店舗右側のけやき坂1Fが近くで便利です。 [けやき坂テラス1F]午前7時~翌午前0時 駐輪台数:91台 [けやき坂コンプレックスB2F]午前7時~翌午前0時 駐輪台数:131台 [レジデンスD棟1F]午前7時~翌午前0時 駐輪台数:110台 電車でお越しの方 東京メトロ 日比谷線「六本木駅(H04)」 1C出口徒歩5分 都営地下鉄 大江戸線「六本木駅(E23)」 3出口徒歩10分 都営地下鉄 大江戸線「麻布十番駅(E22)」 7出口徒歩15分 東京メトロ 南北線「麻布十番駅(N04)」 4出口徒歩20分 車でお越しの方 ご来店のお客様には、六本木ヒルズ内の下記駐車場の『1時間無料チケット』をお渡しいたします。スタッフまでお気軽にお声がけください。 [P5] 214台・機械式 高さ:2.05M [P9] 49台・自走式 高さ:2.8M 117台・機械式 高さ:2.2M [P10] 32台・自走式 高さ:2.3M

ロードバイクの場合は、クルマのディーラーを選ぶようなニュアンスがあることを覚えていた方がいいでしょうね。購入した後の方が重要ということです。

試乗してみる

ロードバイクは乗物なので実際に乗って確かめる、というのが極めて重要です。自分の身体と感覚で「これがいい」「これが好き」というバイクを見極めましょう。実際にロードバイクを選ぶ際には、自分がまだロードバイクに乗る前の状況で「こんな感じで乗るのかな?」というイメージで選ぶしかありません。自分のことを思い出してみると、ヒルクライムをするイメージもなく、もちろんロードレースに出るイメージもありません。一日に数百キロのツーリングをすることも想像できません。ちなみに、ロードバイクには大きく分けて、以下の3つの種類があります。

1)坂道に強い軽量バイク
2)長距離を快適に乗れるエンデュランスバイク
3)空力特性の高いエアロバイク

付け焼刃の知識で自分の使い方のイメージを持つのも難しいですし、実際、そのイメージ通りに乗ることになるかもわかりません。よってぼくが思うに、実際に試乗してみて「こっちが好きだな」という感覚があるものを選んだ方がいいよ、という結論に達するわけです。

ぼくの場合、坂道を登るイメージがなかったため、なんとなく長距離を走るエンデュランス系が合っているのかな、とアタマでは考えていたのです。でも実際に師匠たちとともに試乗をしてみたら、エンデュランス系よりも軽量オールラウンダーの乗り味の方がぜんぜんしっくり来たんですよね。そういうことが起こるのがリアル。だからロードバイクに乗りたいオヤジさんも、絶対にアタマで考えず、実際に乗ってみてピンときたバイクを買ってもらいたいと思います。

試乗は師匠たちに連れられて、トレックストア昭島に行きました。師匠たちの友人が店長だったためです。こういうことも大事。何しろマニアックな趣味はマニアのネットワークをたどるのが一番。ちなみにトレックの場合、エンデュランス系モデルはドマーネ、軽量オールラウンダーはエモンダといいます。ドマーネは衝撃吸収性能が高く、ロングホイールベースで乗り心地重視のモデル。対するエモンダはひたすら軽量で俊敏であることを目指すシンプルなモデルです。

Domane | Trek Bikes (JP)

Domaneのロードバイクは快適性を追求。振動を吸収するISOスピードテクノロジーの搭載など、徹底的に快適性を追求した本格的なレーシングロードバイクです。ロングライドや未舗装路を走る割合が多い方におすすめのロードバイクです。

Émonda | Trek Bikes (JP)

Émondaのロードバイクは軽量性を追求。フレームデザインからパーツ選択に至るまで、各グレードにおいて最軽量ロードバイクを提供することを目的として設計されています。ヒルクライムを好む方におすすめのロードバイクです。

実際に乗ってみるとこの2つのモデルはまったくもって乗り味が違うんですよね。ドマーネは重厚で、エモンダは軽快。個人的にはエモンダの軽快さが極めて爽やかで好きだったので、アタマで考えて「こっちかなぁ」と思っていたドマーネではなく、エモンダを購入したのです。だからぜひキチンと試乗して、ピンとくるモデルを選んで欲しいなと思うわけです。

バイクを購入する

次はとうとう購入です。ここで大事なことは、何を買うか、よりも買うこと自体です。迷い過ぎてはいけません。自宅から最も近いお店で試乗して、ピンときたものを買う。これ以上でもこれ以下でもありません。

自宅から最も近いお店で試乗してピンときたものを買うべし。

また参考までにぼくの場合。自宅から最も近い、トレックストア六本木に赴き、ロードバイクを買おうとしている旨を伝え、試乗しました。そのとき試乗したのが今のぼくの愛車なのです。

初めて体験したロードバイク。それはエモンダのSL6という車両でした。トレックストア六本木の試乗車。カーボンフレームにシマノのアルテグラシステムを装着した中の上あるいは上の下というランクのバイク。カラーは、マットカリフォルニアスカイブルーという塗装で、佇まいはカッコいい。ちなみにお値段は34万円くらい。まあ、ロードバイク初心者としては「えー、そんなにするの?」というお値段ではあります。

ロードバイクはエントリー用のアルミフレームのものが10~15万円くらい。ミドルクラスはフレームがカーボンになり、20~30万円というのが相場かと思います。師匠にも相談しましたが、本気の挑戦ならばミドルクラスを選びたいですし、実際その方がいいと思います。要は覚悟の問題です。

さて試乗してみて、その印象はというと。

軽い。なんじゃこれ、というくらい軽い。
めちゃくちゃデリケート。こんなにハンドリングが繊細だと怖いぞ。

というものでした。とにかく片手で持てるような軽さに驚愕しました。そしてハンドル操作がデリケートなのにも驚きました。その時は、こんなに繊細な乗物、俺に操縦できるのかな、と不安にもなりました。でも最初の1台の試乗はとっても大事です。いろいろな評価の軸ができますから。その後、上述のトレックストア昭島での試乗を経て「エモンダが好きだな」と確信したぼくは、六本木で試乗したジャストサイズのエモンダSL6、しかもマットカリフォルニアスカイブルーのモデルを買いたい旨、お店に伝えて、結果、試乗車(まさにぼくが生まれて初めて乗ったロードバイク)をかなりお得な値段で手に入れることができたのです。

Emonda_sl6

必要なアイテムを購入する

ロードバイクはそれ単体では公道を走ることができず、いろいろなアイテムを揃える必要があります。ぼくも当初以下のようなものを、トレックストア昭島とトレックストア六本木で購入しました。ほとんどは、トレックのアクセサリーブランドである「ボントレガー」のものです。

ボントレガー | Trek Bikes (JP)

キース・ボントレガーは、エンジニアリングに妥協せずに挑むことで知られている。1980年にカリフォルニア州サンタクルーズの自宅ガレージで創立。細部にまで目を配り、品質をとことん追求して、斬新なアイデアや独創的な組立手法をテストした。今でこそ彼のガレージから引っ越してしまったが、キースの好奇心の強さやテストへのこだわりに、ボントレガーの開発プロセスは従っている。

トレックストア昭島で購入したものは以下の数点。

1)サイクルジャージー
2)サイクルパンツ
3)ヘルメット
4)インフレーター(空気入れ用のポンプ)

トレックストア六本木で当初購入したものは以下。

1)エモンダSL6 2017年モデル(52サイズ)
2)フロントライト
3)リアライト
4)サイクリングコンピュータ
5)ワイヤー錠
6)グローブ
7)ボトル(水分補給の必需品)
8)ボトルゲージ(ボトルを収めるためのホルダー)

実際のライドを経験して、その後いろいろなアイテムを追加購入しました。でも当初購入したものはなかなか最低限でいい感じだったのではと思います。過不足なく、必要なものを揃えることができました。必需アイテムはこれ以外にもたくさんあります。わかりやすいところでは足とペダルを固定して踏力を安定させる「ビンディングシューズ」がありますが、このときのぼくはまだ普通のフラットペダルで慣れてから、と考えていました。まあ、それらのアイテムを順々に揃えていくのも、ロードバイクの楽しみの一つ。ぼくが購入したアイテムそれぞれについてはまた続編で書いてみたいと思います。

とにかく走ろう、走ればわかるさ

ロードバイクの始め方の鉄則を今一度確認しておきます。

ロマンと冒険を求める心の声に耳を傾けて、
家の近所のプロショップで試乗して、ピンと来たものを買う。

以上です。あとは走るのみ。走ればすべてわかります。ぼくをはじめ、オヤジが求めていることが何なのか。そして走ってみて楽しくなかったり、何か違うと思ったら別のことを探してみましょう。

Ride_with_trekemondasl6

大事なことは、とにかく新しいことに挑戦し続けることです。

挑戦し続けよう。

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