電動バイクは正直イケてなかった。
電動バイク、って正直イケテナイと思ってました。だって市場にあるものってこんなのよ。
E-Vino – バイク・スクーター|ヤマハ発動機株式会社
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YAMAHAのE-Vinoは出川哲郎が出ている番組で使われているやつ。原付バイクのEバイク化ですね。見た目はこんな感じ。
この他、Eバイクに注力しているメーカーとしてはXEAMがあったりします。
電動バイク(EVスクーター) XEAM(ジーム)
見た目で選びました。かっこよくもあり、かわいくもあるデザインで気に入ってます。 黒か白で悩みましたが白でにして満足です。 男性 30代 [niu U/Pro をご購入] 購入者レビューを見る 外観はとっても可愛いです!公式サイトで見つけて一目惚れするほどにデザインが好みでした。 私はホワイトを購入させていただきましたが、色に関してはどれも良い色合だと思います。質感もツルツルしてて触り心地良いと思います。 女性 30代 [notte V2 (2018年発売) をご購入] 購入者レビューを見る
ここは大型二輪免許がないと乗れないモデルも含めて、かなり意欲的なラインナップ。悪くないなと思いつつ、内燃機関を持つバイクから手を出す気にはなかなかなりません。ビジュアルはこんな感じ。
バイクのデザイントレンドも掴んだそれなりに見せるスタイル。
- 航続距離は259km
- 出力は110ps相当
- 最高速度は200km/h
- お値段 ¥2,650,000(+消費税)
性能はかなりのものだけれど、お値段も相当なもの。ぼくのBMW G310Rの4倍以上します。現実的ではないなぁ。
さらについ最近、あのハーレーダビッドソンがライブワイヤーなる電動バイクを発表しました。大型AT免許があれば乗れるやつ。見た目はこんな感じ。
個人的にハーレーには惹かれないのですが、このライブワイヤーには興味あります。最先端テクノロジーを使ったプロダクトの場合、今はやっぱり米国製を選びたい気持ちがあるのかも知れませんが。
- 航続距離は235km、高速だと152km
- 最高出力は100hp相当
- お値段 ¥3,493,600
高え。(笑)
100万円の予算があれば、それこそ内燃機関のバイクならかなり魅力的な選択肢が出てきます。そう思うと、流石にクルマ並みの予算を投じて、先の見えないバッテリー駆動の電動バイクに手を出すのは酔狂としか言えませんね。
つまり、現段階でEバイクに現実的な選択肢はなかったわけです。
これが電動の自転車ならばそれなりに興味深いプロダクトもあります。例えばこれ。まだプロトタイプの発表にとどまるのですが、個人的には大変期待しています。
まあとんでもない値段だったら迷うかも知れないけれど。
突然、現実的な選択肢が出てきた
そんな中、唐突に現実的な選択肢が出てきました。米国のSONDORSというEVメーカーが発表した、Metacycleというプロダクトがそれです。
Metacycle
Electric For Everyone
デザインは実験的ですね。好き好きあるでしょう。個人的にはこのくらいの前衛的なデザインが電動バイクには必要だと考えますね。
- 航続距離は80マイル=129km
- 最高出力は22hp通常は11hp
- 最高速度130km/h
- 車両重量90kg
- 価格 $5,000=¥520,000
このスペックがキモです。ライブワイヤーと比べるべくもありませんが、このプロダクトのハイライトは価格ですね。
52万円。
かなり現実的な価格。
この価格だからこそ、その他のスペックが腑に落ちるわけです。
メーターはフル液晶で、スマートフォンを格納するケースがトップチューブ(?)にあります。
全体のフレームはアルミ製。出力は控えめですが、90kgという重量は125ccスクーターよりも軽量なので、かなりの運動性能が期待できるのではないかと思います。
SONDORS Metacycle、いいかも。
デザインは面白い。スペックはいい感じ。そして価格はリーズナブル。ということでこのSONDORS Metacycle、悪くない選択肢と思えます。でもバイクは走ってなんぼ。どんな感じなのか知りたいですよね。
そんな向きにはこちらのショートムービーをどうぞ。
走っている様子も悪くないですね。
米国のサイトだとオーダーできるようなので、日本にもどこかのインポーターが近々入れてくるのではないでしょうか。プライスがどうなるか、ちょっと興味があります。
最後に公式サイトにあるプロモーション用の写真を紹介しておきます。
ね、悪くないでしょ?