ハスクバーナはかっこいい
昨年手に入れたぼくの愛車はBMW G310R。最初に心惹かれ、最終的にこのバイクに落ち着いたのですが、途中、かなりグラっと来たのがハスクバーナでした。元々はヴィットピレン701というビッグシングルの造形に魅了され、その中型であるヴィットピレン401を検討。途中、250ccが追加されたため、スヴァルトピレン250と合わせて試乗にも赴きました。
ハスクバーナのバイクはスタイルがあります。彼らの掲げるスローガンはこちら。ブランディングの専門家として、よくできた世界観だと思いますね。
SIMPLE.
PROGRESSIVE.
彼らの掲げるワードはこの2つだけ。不要なものを削ぎ落としたシンプルさと孤高を厭わない先進性。これがハスクバーナの世界観なのです。
うーん、大好きだな。やはりこの世界観。
バイクの造形とこの世界観、群れないライダーにはかなり刺さるものだと思いますね。この世界観でファンミーティングとかないだろうなぁ。>ハスクバーナ
スヴァルトピレンに125ccが出た
最終的にまだ初心者ライダーであるぼくにはスヴァルトピレン250もヴィットピレン401も今ひとつフォーカスが合わず、世界観に惹かれつつもぼくはオールラウンドにバランスの取れたBMW G310Rを選ぶことになりました。
まあ何度も書いている通り、乗り物だから乗ってピンと来ないとダメ、なんです。そんなこんなでハスクバーナのことは頭から消えていました。
だってまずはこのBMW G310Rを乗りこなすのが大事ですから。
G310Rには毎日20〜30キロ程度乗っています。ようやくバイクとの会話が成り立つようになってきたかな、という感じ。まあ、バイクからすると、ようやく返事してやるようになった、というレベルかも知れませんが。
そんな折、スヴァルトピレンに125ccが追加されました。250ccとほぼ同じ仕様でエンジンの排気量だけが125ccになっている様子です。実車の見た目は250とほぼ同じ。
と思ってよく見ると、タイヤはブロック、ホイールはスポークですね。250よりも401の小型版の趣。念の為、250の写真も比較してみましょう。
そっくりですが、↑が250の方。キャストホイールにセミブロックタイヤで、125よりもオンロードに振ってあります。
つまり125はより、
オフロードで遊んでね
というハスクバーナからのメッセージが色濃いモデルということができそうです。YouTubeにはすでにプロモーションムービーが上がっています。かなりストリート寄りのイメージ?
ぼくの食指は動かない
もともとヴィットピレンが好きなぼく。何度も書いているように、オフロードとかキャンプとかに全く惹かれません。(笑)
スヴァルトピレン250に少し惹かれたのは、ヴィットピレン250が全く出てこないのに加えて、上述の通り、ややオンロードに振ったコンセプトなら受容できるかなと思ったから。
なので125は全然です。
実はバイクの免許を取って最初の一台をどうするか、というテーマでは多くの先輩から、
125などの軽くて小さなバイクで練習すべし
という助言を頂きました。
これは非常に理解できる助言だったのですが、125と言えどもそれなりの価格がしますし、段階を踏むのが面倒だったので、BMW G310Rを手に入れてしまいました。
でも313ccという排気量を考えるとかなり小型軽量の部類だと思いますし、個人的にバイクの作法を学ぶには悪くない選択だったと思っています。
G310Rが来ない時、125のスクーターでも買おうかな、なんて思っていましたが、G310Rが来てしまうとこの小さなBMWのバイクは取り回しが良いため、むしろ車を出すシーンをバイクでこなす、という感じになっています。
125の良さはまさにここにあるはず。つまり、すでに313ccのG310Rで小さなお使いがこなせている現在、125を追加する意味合いは少ないかなと思うのです。
ハスクバーナについて考えても、250や401ですらかなり小型軽量なので、あえて125である必要性は低いように思います。
そう考えると、このスヴァルトピレン125のユーザー像はむしろ、ハスクバーナ以外の大型バイクに乗っている人のセカンドバイク需要になると思いますね。
その場合、250よりも6万円安い、53.9万円という価格は意味が出てきます。
ハスクバーナの中での比較だと、53.9万円の125と59.9万円の250なら、250を選ぶ人が多いのではないでしょうか。
プロモーションでは女性ライダーと思しき人物がスケボーを背中に背負って走ってます。そんな奴おらんやろ。
つまり、スケボーのように使ってくれ、というメタファーの提示なんでしょうね。
もし自分が125ccを買うなら
もし自分が満足の行く大型のバイクを持っていたとしたら。足代わりの小さなマニュアルのバイクだとすると結構選択肢はありますよね。
ぼくだったらこのあたりを選びたいと思います。
SUZUKI GSX-R125
製品概要 | GSX-R125 ABS | 二輪車 | スズキ
最新のフレームを備えたシャシー GSX-R125 ABSのダイヤモンドフレームは、最適なねじり剛性と軽さを兼ね備え、高い安定性と、コーナリングでの軽快な操作性を両立。装備重量134kg、ホイールベース1,300mmと785mmのシート高は、日常での取り回しのしやすさと、良好な足つき性を実現。 装備重量は、燃料・潤滑油・冷却水・バッテリー液を含む総重量となります。
125ccでスーパースポーツ、というのがいい。それに価格も41.5万円で、スヴァルトピレン125よりも12万円も安い。
SUZUKI GIXXER 150
製品概要 | ジクサー150 | 二輪車 | スズキ
スズキ二輪車の「ジクサー150」の製品概要ページです。
125ccを越えてしまうので、色々とアレですが、これも捨てがたい。150なら高速も乗れますし。それになんと言っても価格がすごい。税込35.2万円。なんなの、この価格。SUZUKI、すごい。
スヴァルトピレン125より18万円も安い。しかもおそらく値引きもあるだろうし。
やはりこのくらいのお値段になってくれると嬉しいですね。改めてSUZUKI、すごいな。小排気量だと独り勝ちじゃないのかしら。
翻ってぼくのBMW G310R。313ccだけど、写真を見比べてみても、
結構小さいし、
軽いし、
パワーもあるし、
結局これでいいんじゃない、と思ってしまいます。(笑)
さすがプロの情報収集と分析ですね!
読んでいて各車種に食指が動きそうになりました笑
125の価格は250より10万円は安くして欲しいですね。
いくら自動車保険のファミリー特約が使えるとか、駅の駐輪場に停められると言っても、、、
まぁ125なりのぶん回す感覚は楽しいですが。
ジクサー150は正に名より実を取るタイプかと。
この価格、スズキの良心を感じます。
友人がエンジンの開発に関わっていたのですが、ジクサー150は本当に力を入れた車輌とのことでした。
125だと国内販売が待ち遠しい大幅アップデートのCB125Rが気になります。
今度はDOHCエンジンになり、フロントフォークもオーバースペックなくらいです。
価格も現行45万程度ですし、真剣に考えてます。
シャシーがエンジンに勝つ感じは、落ち着いた走りを好む方や、リターンライダーにも好まれるかもしれませんね。
※YouTubeチャンネル登録致しました。
tokyoite_flatさん、コメントありがとうございます。
続けて読んで頂き、ありがとうございます。
さらにYouTubeチャンネル登録もして頂き感謝感激でございます。
どうぞ宜しくお願いします。
スヴァルトピレン125はいいバイクだと思いますが、
排気量違いだけなのでやはり割高に感じますね。
125ccとしては相当作り込まれている、という言い方も成り立ちまずが。
313ccのG310Rが定価62万だと思うと、
やはり125ccはSUZUKIの値付けが正しい気がします。
ジクサー開発にご友人が関わっていらっしゃるとは!
そちらも候補になり得ますね。
HONDA CB125Rも出来が良さそう、というか
スヴァルトピレン125並みに作り込まれていると思います。
高速を使うか否か、が選択のポイントですね。
仰るようにリターンライダーにも安心して乗れそうなモデルですね。
tokyoite_flatさんが何を選ばれるか、興味津々です。
引き続き宜しくお願いします!