バイクのことは全てG310Rに教わった
2021年が終わり、2022年が始まりました。2021年のプライベートでのトピックは大型自動二輪のライセンスを取得したことですね。2020年に普通二輪免許を取得し、オートバイにリターンしました。そしてその気持ちを(急に)思い出させてくれたのは、他ならぬBMW G310Rでした。
大型二輪はどんなものなのだろう
正直、G310Rに大きな不満はありません。あるとすると、
上には上がある(確実に)
という感覚だけです。
G310RはBMWモトラッドの入り口であり、その先には他にもぼくの知らない素晴らしい世界が待っている(に違いない)という気持ちを、ぼくは断ち切ることができません。日常を冒険にしていこう、というのがこのPOLYPHONYというウェブログの趣旨であり、人生をライドにしていこう(MAKE LIFE A RIDE)がBMWモトラッドのスローガンである以上、
今に満足せずもう少し先へ冒険していく
のもまた必然であると思うわけです。
自動車学校で乗った大型バイクの教習車はホンダのNC750でした。正直、乗りにくい、重い、疲れる車種でした。教習車に乗った後で自分のG310Rに乗ると、なんていいバイクなんだろう、と思ったものです。そんな訳なので、G310Rよりも優れた大型バイクでなければ乗る価値がないと思いました。
ぼくは57歳。あまり周り道をしている時間はありません。そしてぼくは、過去クルマから学んだのですが、2台、3台を上手に乗り分けることに向いていません。ぼくは1台と語り合うように長く暮らしていくスタイルが好きなのです。
そんな観点で大型バイクを探し始めて、ある程度の答えが見えました。それが答えだろうと思えました。新しい友人についてはまた今後紹介していこうと思います。
ぼくはオールブラックのG310Rを心から愛していた
ぼくのMacの「写真」アプリの中には夥しい数のG310Rの写真と動画があります。約1年の間にこれほどの量の写真や動画を撮るほど、ぼくはG310Rと時間を過ごしてきたのです。全ての瞬間に思い入れがあります。それらの写真や動画を辿りながら、ぼくとG310Rとの時間を一本の動画に編集しました。バカバカしいのですが、この動画を見るとぼくは涙腺が緩くなってしまいます。
いつの頃からか、ぼくはこんなことを思うようになりました。
オートバイとは、死にゆく魂と共にあるもの、ではないか
ぼくたち生者はまた「死にゆく者」とも言えます。
オートバイはそれに寄り添ってくれる存在。
ぼくの魂に寄り添ってくれたオールブラックのG310Rよ。
心からありがとう。