オートバイ乗りにとって自分のガレージは夢。そしてアーティストにとって自分のアトリエは夢。実はその夢が現実になるかもしれないと思ってワクワクしています。ひょんなことから、箱根は宮城野エリアにオートバイで行けて書を書けるガレージ兼アトリエを作ろうかと思っています。今まさにプランニングの真っ最中です。さてどうなることやら。
ガレージが欲しい
ぼくは現在、オートバイに夢中。最近は骨折による自転車離れも手伝ってあまり乗ってはいないけれど、ロードバイクも大好きです。オートバイもロードバイクもこれらを弄っていくのが楽しい。パーツを取り付けたりするのもそうですが、磨いたり洗ったりするのも楽しい。でもそういうケースでは油脂類を使うのでそれなりの環境、つまりガレージが必要だったりします。だから、ぼくも随分前からガレージにふさわしい物件を探していました。その時には今ほどオートバイに熱中していなかったこともあり、麻布十番近辺で1階の物件を探していたわけです。
まあ、実際こうした企画にピッタリな物件は多くはないので、意志はありつつもなかなか実現に向けた動きをできずにおりました。
昨年の夏からBMW RnineTとBELSTAFFにこだわる人たちのサークルと仲良くなりました。その中の一人、Aさんはご自宅をバイクガレージにしていて、そこがとにかく羨ましい。そんな場所、ぼくも欲しいなぁと思うようになりました。
Aさんのガレージ:赤と黒のガレージのInstagram
アトリエが欲しい
そうこうしているうちに、コロナ禍の2021年、ひょんなことからぼくはアーティストとして活動を始めました。麻布十番のパレットギャラリーで開催されていた「古代文字アート」に感化されたわけです。でも実はこの件もプロデューサーは奥様のエカテリーナ2世様だったりします。何の気なしに通りがかったギャラリーで、古代文字アートの展示を見たエカ様。
と仰ったわけです。
と思ったものの、改めて見てみると確かに書けそうな気がしてきました。こう言っちゃなんですが、ぼく、幼少から書道は嗜んでいたのです。早速この「古代文字アート」を教えている先生を探し、ぼくは古代文字を書くようになりました。そうしたら不思議なことに結構書けるし、ある程度評価を頂けるのですよね。2022年の作品、こちらは「飲」という漢字の祖先、古代の漢字をモチーフにした作品です。京都の表具師さんらとのコラボで創造したこの作品、なんと京都府知事賞を頂いちゃいました。
それがこの作品です。
その後、この古代文字アートを墨と紙でなく、漆喰で作れないかというオーダーを頂いたのですが、さすがに自分のマーケティングの仕事で使っているオフィスでは書けそうにないな、ということでこの2023年からはアトリエを探し始めていたのです。
箱根に縁ができたかも
そんなこんなであちこちの面白そうな物件を探す日々。東京都心から郊外まで、これはという物件を手当たり次第にチェックしておりました。そんな中、ちょっと気になる物件を発見。それはこんなかんじでした。
- 箱根の中心部に位置(富士屋ホテルが見える)
- 古い建物のリノベ物件
- 二拠点生活をコンセプトにしている
- リノベ物件の割には比較的家賃が低廉
これ、オートバイ視点だとこうなります。
- 遠くない
- 疲れない
- でもちょうどいい距離
- ここを拠点にすると伊豆はすぐそば
そしてアーティスト視点だとこう。
- ちょうどいい広さ
- 気分転換できる距離
- 箱根はインバウンド需要もある
- 箱根の文化的な風土と書は相性が良さそう
早速、物件を見に行ってきました。そしてオーナーで建築家のYさんとも打ち合わせしてしまいました。まだ契約には至っておりませんが、どうやらこの線で箱根の拠点ができそう。
これ、うまくいきそうならYouTubeも別チャンネル立ち上げて、バイク系の友人を巻き込んで楽しいプロジェクトにしていきたいと思っています。
とりあえず気分を上げるために、スペースのロゴを作ってみました。このブログメディアであるPOLYPHONYのリアルスペース in HAKONEというイメージ。どうだろう?いきなり会員制?
詳細は追ってまた投稿します。
風の時代、また風が吹いてきたぞー。