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21年目にして、さよならDOCOMO

投稿日:2018年12月10日 更新日:

つい先日、長年使っていたドコモからauにMNPを敢行しました
やってみたらあっけない話だったけれど
それに伴っていろいろなことを考えたので、記しておこうと思います。

まずはなぜMNPをしようと考えたのか。
ぼくが使っていたのはドコモで購入したiPhoneXのメモリ256GBでした。
カラーはスペースグレー。
直接的なキッカケはパケット通信料の上限7GB問題です。
出張などの際にはMacbook12インチか、iPad pro12.9インチを携行します。
MacbookはiPhoneからテザリングでインターネットに接続。
こうした使い方をしていると、月末を待たずに上限に突き当たるのです。

キャリアはキャリアメールで告知してくれますが、
メールクライアントをGmailにしているため、
キャリアメールの内容を確認することはあまりないわけです。
ゆえに速度が128KBに制限されてから事態が認識されるということに。
結果、遅い速度でパケットを追加購入しなければならないのです。
これが苦痛。
追加購入は1GBずつになるのだが、これを数回しなければなりません。
結果、携帯電話料金は毎月高額に。

この不満をカイゼンするために、ドコモショップを訪れましたが、
ちょうどいいパケット量のプランがないため、
毎月の上限が30GBのプランを契約させられました。
このプラン、毎月の使用料は12GBくらいなのでまったくもって過剰。
しかも未使用分はご丁寧に翌月に繰り越せます。
よって今度は未使用のパケットがどんどん溜まっていく結果に。
これ当たり前だけど、「膨大な無駄の見える化」なんですよね。

何の気なしに麻布十番のauショップで上記の不満を明かしたところ、
こちらは20GB上限でかなり安価なプランがある。
しかもiPhoneXsにアップグレードしても現在のドコモのプランよりも
月額料金が7000円以上安くなるとのこと。
ということで、ドコモからauへのMNPを実施することになったわけです。

ここで結構重要だと思うのは、auショップの店員さん中国人だったこと。
日本語が堪能なうえに、知識が豊富でどんな問いにもすぐ回答してくれる。
そのうえとってもドライなわけです。
日本人はムダにエモーショナルで、ドコモと21年もおつきあいしてきたしなー、
などと絆を感じたりしてしまいますが、
この中国人の店員さん「パケットも余らない」「新機種にアップグレードできる」
「料金も下がる」のにドコモにこだわる理由がわかりません、と
かなりドライにかつ論理的に説得してくるのです。

MNPのための番号を流出する先のキャリア(この場合はドコモ)から
取得して流入先のキャリアに伝えてMNPは完成します。
この際、ドコモからのやや恫喝的な問答にはあまり感心しませんでした。
流出の理由は問わず、MNPに伴うデメリットを強調するやり方は
マーケティング戦略の観点からもあまり褒められたものではないかなと思います。

そもそも回線へのロイヤリティというものがあるのでしょうか?
ぼくたちがキャリアに持っているロイヤリティの大半は
保有していた端末に依存しているのではないでしょうか?
ぼくの場合なら、iPhoneにする前はずっと一貫してNOKIAでした。

本来ならば端末は端末で切り離し、回線の品質と値段をバランスさせて
しっかりと競争するのがキャリアの役割のはず。
しかしながらキャリアは端末料金の割引とSIMロックを盾に、
2年~3年縛りのわかりにくく、使いにくい料金プランで
ユーザーを身動きとれない状況に置いているわけです。

今回はMNPという形での上記の構造への反抗ですが、
近い将来、SIMフリーに戻してMVNOへのスイッチを検討することになるかも知れません。
この領域、マーケティング戦略、とくにロイヤリティ形成に関するケースとして
しっかりと追いかけて分析する必要があるなあと改めて思いました。
授業のマテリアルを作ろうかな。

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