オートバイで巡る東京都心
今日はちょこちょこと都心を移動する予定の日。9時に渋谷東急本店の近くに用事があったので、バイクで出かけようかなと思いつつ、階下にとめてあった車に乗ってしまった。8時35分くらいに麻布十番を出て、8時56分くらいに目的地に到着。移動経路はこんな感じ。
- 仙台坂を上り、北条坂を下り西麻布交差点へ
- 六本木通りを進み、渋谷二丁目交差点を右折、青学西門前を通り青山通りへ
- 青山学院前を左折して青山通りを直進、宮益坂を下る
- 渋谷駅を横目に109を左に見つつ、道玄坂下を右折し、東急本店方面へ
いつもなら東急本店の駐車場に入れるところだが、9時と早い時間だったので、文化村裏のコインパーキングに車をとめて打ち合わせへ。
打ち合わせは無事終了も、書類を一点持参し忘れたため、麻布十番に戻ることに。帰路、結構、車が混んでいたので
これはバイクの方がいいもかもな、それほど寒くないし
と思い直して、バイクで再出撃した。
これからは仕事の移動も積極的にバイクを使おうかなと思う。そのためには主要な目的地で適切なバイク駐車場を知っておく必要がある。車の移動はお手の物。実は東京都心はそれほど渋滞しない。それにどこに行くならどの駐車場を使うべきか、という答えはすでにぼくの頭の中にしっかりある。だから車での移動にストレスはない。約束の時間に遅れることもほとんどない。
でもバイクの場合はそうは行かない。都内の主要な駐車場は、必ずしもバイクに対応していないのだ。
渋谷、有楽町にそれぞれ1拠点、駐車場確保した
東急本店付近にバイクで戻ってこようと思ったのは、駐車場の場所が確認できていたから。いつも車を駐めるコインパーキングの近くにバイク駐車場のサインを見つけていたのだ。それがここ。
アットパーク渋谷宇田川町
@park 駐車場案内｜アットパーク渋谷宇田川町
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東急本店の先は侵入禁止なので、文化村の裏手を左折して、さらに右折して回り込んで駐車場に入る経路。お値段は30分200円と表記されていたけれど、実際には最初の1時間は100円とのことでラッキー。
さて次の目的地は有楽町。ぼくは睡眠時無呼吸症候群（SAS）という既往症があるので、毎月、睡眠クリニックを訪れて問診を受け、処方箋を頂いているのだ。
渋谷から有楽町までの経路を考える。こんな感じで走ろう。結果は。
- 道玄坂を下り、宮益坂を上る（往路と一緒）
- 青山通りを直進し、赤坂見附経由で内堀通り、日比谷方面へ
- ペニンシュラホテルを横目に東京国際フォーラム方面へ
目的地は東京電気ビルだったのだが、この界隈でバイクがおけるのはここだ。新国際ビル駐車場。
新国際ビル バイク駐車場
新国際ビル自動二輪車用駐車場 | パーキングをお探しならs-park 都内の駐車場検索
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有楽町駅から近いバイク駐車場は調べた限りここだと思う。丸の内仲通りにもアクセス可能。しかも、1時間100円。東京駅に近いエリアに用があるなら、新丸ビルにバイク駐車場があるらしいのでそこがオススメだ。料金は新国際ビル バイク駐車場よりも高い模様。
新丸ビル バイク駐車場
新丸ビルゾーン（丸の内パークイン）：全国バイク駐車場案内
※駐車場情報は、細心の注意を払って掲載しておりますが、現状と異なる場合がございます。 ご利用前には必ず料金等をご確認下さい。 ※掲載されている駐車場は当協会で管理・運営しているものではございません。 ※ 駐車場管理者の皆様へ 利用者の方に迷惑が掛からないよう、掲載内容の変更、駐車場の閉鎖等があった場合は、速やかに 訂正報告フォーム、 閉鎖報告フォーム にて申請願います。
新国際ビルのバイク駐車場は、東京国際フォーラムを右手に見つつ直進し、丸の内３丁目の交差点を左折した左側。
バイク駐車場はこの奥、右手です
という小さな看板を頼りに進んでいくとビルの谷間に十数台のバイク置き場があった。屋外なので、雨が降れば濡れてしまうけれど、そもそも雨が降ったら、バイクだけでなくライダーも濡れちゃうから関係ないか。個人的に、雨の日に乗ることはないと思うので問題なし。
駐車場を知っておくことはすごく大事。それだけでバイクで出かける時の自由度が全然違う。
昨年の11月に乗り始めた頃はとめられる場所を知らないのでずっと走り続けるしかなかった。ご飯も食べられないし、トイレにも行けないくらい。（笑）
マジメに、
駐車場攻略が、都心でのバイクライフのキモ
だと思うのだ。
東京の街と自分が溶け合う感覚
有楽町での用が済んだので、ここからは14時のリモート会議まで少し余裕がある。さてどうしようか。文京区や台東区の方に流して行って何かランチを食べてもいい。麻布十番に戻って、奥様のエカテリーナ2世様とランチという選択肢もまだ可能な時間帯だ。
なんて思いながら日比谷通りをBMW G310Rで流す。風はやや春めいて、薄手のライディングジャケットしか羽織っていないけれど寒くない。なんとなく笑いが込み上げてきて、自宅のある麻布十番を通り過ぎて目黒方面まで行ってみようと思った。目黒なら過去、JR目黒駅ビルにバイク駐車場があることがわかっている。
JR東急目黒ビル駐輪場
「【バイク】JR東急目黒ビル駐輪場」(品川区-バイク駐車場-〒141-0031)の地図/アクセス/地点情報 – NAVITIME
【バイク】JR東急目黒ビル駐輪場のスポット情報です。【バイク】JR東急目黒ビル駐輪場の住所、電話番号、営業時間、地図などの情報を見ることができます。【バイク】JR東急目黒ビル駐輪場への行き方・アクセス・ルート案内や、最寄駅・バス停、周辺スポットなどの情報も調べることができます。
過去にもポストしたけれど、この駐輪場は最初の1時間がなんと無料。目黒ランチにはもってこいの条件だ。
有楽町から目黒までの行程は、渋谷から有楽町までの行程よりもさらに温かい空気で走りやすかった。ウキウキワクワクと心が沸き立つ。まだ低レベルだけれど、これがもっと暖かくなったらどうだろう？春は生き物をより動的にする。
バイクで走る時、東京はぼくに一歩近づいてくる。
いや、極論すれば、東京はぼくだ。
そんな距離感。一体感が感じられる。それは妄想だろうか。
ロードバイクで東京を走る時、ぼくと東京との関係性は変わらない気がする。ただ、東京の色々なミクロな情景が見えてくる。
でもバイクで走る時、
ぼくと東京が溶け合っていく感覚
がある。
何がそれを可能にするのだろうか。今、ぼくが直観するに、それは加速感ではないかと思う。
加速感は時間感覚にも影響する。時間感覚は存在感覚に影響する。
バイクは、ぼくの乗っているBMW G310Rは決して速いバイクではない。しかし十分な加速感を味合わせてくれる。ポルシェに乗った時、ぼくは初めて加速という感覚を知り、その魅力に取り憑かれた。
そして今、バイクに乗って味わう加速感は格別だ。これから良い季節になる。実に楽しみだ。
