iPad Proの美点
ぼくはiPad Pro12.9インチを愛用してます。12.9インチiPad Proは賛否両論あるデバイスで、そこまでデカくて重いならMacbookでいいじゃん、という意見も結構頷けるところもあります。
ぼくがそれでもiPad Pro12.9インチを愛用しているのは以下のような理由からです。
- 起動が早い
- 音がいい
- Kindleやdマガジンが読みやすい
- Apple Pencilが使える
集約すると上記の4つ。1つ目の起動の速さは最近M1 Macではかなり改善されたと思いますが、それでも手に持ってすぐに起動するこのスピード感はiPad(Proに限らず)の美点の最大のものだと思います。
iPad Proは4スピーカーシステムを採用していますので、何しろ音がいい。最近少なくなりましたが、No Music No Lifeなぼくとしては、出張の時にはいい音で音楽が聴けるのでiPad Proを持ち出すことが多かったですね。
以前はMacbook AirなどとともにBluetoothのスピーカーを携行していました。しかしiPad Proならばスピーカーは不要。それくらいの音響性能を持っています。この点はやはり素晴らしい。
そして雑誌やマンガ、書籍などを簡単に読めるのもいい。試した人はわかると思いますが、Macで書籍を読むのは結構辛いですよね。
そして最後にApple Pencilです。個人的に「紙と鉛筆」は最高のアイデア開発セットだと思っています。この延長線上にもっと大きな紙が欲しくなったりしますけれど。それはホワイトボードのような感じかな。
いつもアイデアをスケッチするときはA3の紙を何枚も持ってきて、自由に書いてみたりします。その代替になるのが、iPad ProとApple Pencilの組み合わせというわけです。
この辺りはかなり昔から使い込んでいるので、以下のポストも参考にして頂けるといいかなと。
Apple Pencilのちょっと残念な点
Apple Pencilによる手書き入力は、現段階では最高のエクスペリエンスに近いと言っていいと思います。個人的に手書き入力は好きなので、パームの昔から使い込んできており、iPadでも過去色々なデバイスを使ってみたものです。
しかしApple Pencilはその中で出色です。明らかに使いやすいし、形状にも無駄がない。しかもある程度の筆記に耐えられます。以前のポストから自分の表現を抜き出してみると、こんな感じ。
ちょっと裏技と駆使して(笑)入手した話題のApple pencilはそれなりにスムースな使用感で評価はできる。少なくともこれまで使用していた入力デバイスよりはかなり自然。
しかし自然さを求め始めると、今度はディスプレイの硬度が気になってくる。ペン型デバイスの場合、筆圧に対する反力が自然でないと実際のところ、書きにくい。Apple pencilは入力側のレベルが上がったため、反力の不自然さが際立っている印象。
過去の投稿から
つまり、ディスプレイの硬度が高いため、簡単に言うと、Apple Pencilのペン先が跳ねちゃって書きにくいわけです。
だから使いたくない、と言うほど気に入らないわけではないのですが、書き始めると少し気になる程度。でも改善はしたいなと思って調べると、こんなフィルムが売られていました。
iPadのディスプレイに貼ると書き心地が紙のようになる、と言うアイテム。しかしフィルムを貼るのがあまり上手にいかないと嫌だなと思い、これまで試したことはありませんでした。
ペン先を交換するという新発想
そんな中、Apple Pencilのペン先を交換することで、この硬い書き心地を改善できる商品を発見。早速購入してみました。
ブライトンネットと言う会社が販売している、Apple Pencil用替え芯、がそれ。なんと捻りのないそのまんまのネーミング。(笑)
3個入りで1518円でした。まあまあ高いね。柔らかさが2段階あるようで、硬い書き心地の大幅改善がしたかったので、スーパーソフトを選択しました。黒いペン先のソフトタイプもあります。
こんな感じの商品でした。
早速装着して使ってみた
早速1個取り出して純正のペン先と交換してみました。
なんというか、赤鉛筆みたい。もしくはクレヨンを彷彿とさせて可愛いですね。
Penultimateで早速書いてみました。
うん。悪くない。
というか、かなりしっとりした書き心地ですね。ペン先が軽い弾力を持ってディスプレイの表面に引っかかる感触があります。純正品よりペン先が跳ねる感じは断然低い。これは積極的に手書きしたくなります。
不思議なもので、筆記用具や手帳、ノート。そしてこのApple PencilとiPad Proのノートアプリなどを更新すると、アイデアを作ったり、企画を考えたりしたい気持ちが沸々と湧き上がってきます。
これからの時代、一番重要なのは、クリエイトしたいという気持ち。そうした気持ちこそプライスレスですし、もしも無尽蔵にアイデアが出てくるのであれば、それこそ生産性は高まるばかり。(笑)
だからこうしたガジェットへの投資はやめられないんだよなぁ。
Apple Pencil用の替え芯。おすすめです。