大型教習に申し込んできた
ぼくが普通自動二輪免許を取得したのは2020年の7月15日。ちょうど1年前です。そのときのぼくはBMW G310Rに乗ろうとほぼ決めていたということもあり、大型自動二輪の免許が欲しいとは特に思っていませんでした。実際、最初は軽量なバイクで練習した方がいいだろう、という判断もありましたし。
現在も特に大型バイクで「どうしてもこれに乗りたいのだ!」というモデルはありません。ぼくの使い方は、
街乗りメインで週末ツーリング
なので大型バイクがフィットする気があまりしないですし、むしろBMW G310Rがばっちりハマる用途だと思うわけです。
★通勤快速としてのG310Rについての動画はこちら↓
そんなぼくですが、2021年7月7日の今日、大型自動二輪の教習を申し込んで来ました。
とうとう大型に挑戦
です。
どういう心境の変化があったのか、記録しておこうと思います。
大型を取ろうと思ったわけ
大型自動二輪免許取得に向けた動き出したぼくですが、現在でも特にものすごい情熱があるわけではないです。何というか淡々とした思いで大型免許に臨んでいます。ではなぜ大型を取ろうと思うのか。
まず一つ目の理由は、
一緒にツーリングに行く先輩達がみんな大型
ということです。
先輩方の愛車は、こんな感じ。
ハーレー・ダビッドソン 883スピードスター
ホンダ CB1100
ホンダ CB1300SF
羨ましい。
でも、うわーすげーほしー、とは思ってません。(←強がり)
羨ましいのは、先輩達がときどきバイクを交換していること、なんです。
大型免許があれば、基本的にこの世の中に存在する全てのオートバイに乗ることができるわけです。これまでこのブログで書き綴ってきたように、オートバイとはある意味「自由」の象徴です。大型免許を持っていれば、さらにどんなオートバイをも選ぶ自由が手に入ります。
自由がさらにバージョンアップする
と言えるわけです。
そして最近、大型取ろう、とダメ押しになることがあったのです。
このウェブログやInstagram、YouTubeでのオートバイに関する発信が少しずつ人の目に触れるようになっているようで、仕事で繋がっている同世代の知人から突然Facebookでメッセージが届きました。こんな文面で。
このメッセージは嬉しくもあり、早速、麻布十番の更科堀井で蕎麦を手繰りながらバイク談義と洒落込みました。お互い広告業界出身で麻布十番で企業を経営している仲間意識もあり、実に楽しくバイクの話や人生の話をしました。
でも彼が大型教習に通っている、さらに、いきなり大型のバイクを買おうとしている、という事実に刺激されて、
俺も取っちゃおう
と思ったというわけです。単純だな、俺。(笑)
まあ、卒業から1年以内なら卒業生割引が受けられる、というのも背中を押しました。
とはいえ、このコロナ禍の影響で、自動車教習所は激混み。昨年も相当混んでいましたが、今年はさらにひどい状況になっていますね。ぼくが申し込んだ都心の自動車学校の場合、申し込みを行った今日から適性検査を受けるまで、すでに2ヶ月待ちです。びっくり。なんでも生徒が増えているだけでなく、適性検査会場を「密」にならないように制限している影響でこんなことになっているらしい。
ということで教習は9月にならないと受けられない模様です。なので寒くなる前に大型免許が取れればヨシという感じで臨もうと思います。
気になるバイクはあるか
現在、BMW G310Rがかなり気に入っているのと、先述の通りぼくの使い方ならこれがベストではないか、とすら思っているので大型で欲しいバイクはそれほどイメージできません。現在のところ、ぼくが所有をイメージできる大型バイクはG310Rほどではなくとも、比較的軽量なもの。それなら今と大きく変わらずに使えるかな、と思っているのですね。
実際に大型に行くとして、G310Rを所有したままで手を出すのか、それともG310Rを売却して大型を購入するのか。それも現段階ではよくわかりません。まあ今回はぼんやりと「いいな」と思っている大型バイクを列挙しておくにとどめましょう。結果、G310Rとは「軽い、速い、キビキビ」という共通項のある選択になっているかも知れません。でも2021年7月段階でこんなこと考えてたんだ、という記録にはなるかな。
BMW S1000R
これはBMWのロードスター系の最高峰に位置する、直列4気筒。G310Rの大先輩、長兄ともいうべきモデル。つい先日発表されたばかりの最新型S1000Rです。旧型は異形2眼のヘッドライトが特徴的でしたが、MY2021のS1000RはG310R新型と共通するヘッドライトデザイン。デザインはややオーセンティックになりました。でもリッターバイク、165hpのハイパワーで200kgを切るウェイトはすごいなと思いますね。
DUCATI MONSTER
こちらも最新型のDUCATIモンスター。なんとなく惹かれています。オールブラックが選べるのでコンフィギュレーターでカスタマイズしてみました。このバイクもめちゃ軽い。900ccをオーバーし、111hpのパワーを持つバイクでありながら、乾燥重量で166kgだとか。すげ。G310Rに限りなく近い軽さ。気になりますね。
TRIUMPH SPEED TWIN
S1000RやDUCATI MONSTERはG310Rの延長線上にあるモデルと思いますが、50代後半からこの先を見通した場合、もう少し落ち着いた世界観のモデルもありかなぁ、と思っています。いわゆるクラシックなバイクのイメージを残した現代のバイクを選ぶ、ということです。その候補の一つはトライアンフのスピードツイン。1200ccでトルクフルで噂によるとめちゃ速いらしい。羊の皮を被った狼という趣の1台のようです。
BMW RnineT
最後の1台は、BMWが誇る空油冷水平対向エンジンを積む、RnineTです。これは文字通り「終のバイク」になりそうな名車だと思ってます。カッコは素晴らしくいい。そして、自分の分身のようにカスタマイズしていくのが前提のバイク。世界に1台の自分のバイクを作る、という観点では最高の愛着が生まれそうですよね。
これ以外にはハスクバーナのヴィットピレン701が大好きなのですが、すでにメーカーでは廃盤なので、このリストには載せませんでした。
来年はどうなっているかな。
自分の中では、
G310R+RnineT
が実現できたら最高かな。